「『ショアー』の
“時”がついに日本に訪れたのが、
神戸の災害に心底から震撼し、
地下鉄での忌まわしい脅威に
直面するなかで、
日本人が、
第二次世界大戦の終結五十周年の記念に
取り組む時期にあたったのは、
偶然の符号だろうか。
さらには、
広島と長崎の原爆によって
突如切断され、
いわば“暗殺”され、
なすところを知らぬまでに自失していた
みずからの“記憶”
への問いかけを、
日本人が再び始めようとする
時期にあたったのは、
偶然の符号だろうか。
日本の歴史は、
かくて世界の歴史とともに、
再び歩み始めるのだ。」
クロード・ランズマン
『SHOAH』作品社 p.9 1995
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